- 2010-01-12 (火)
- 解析
モバイルなワークフローに対応した音場補正システム、ARC SystemIK Multimedia / ARC System 【 送料無料!】
価格:105,000円
●あなたの部屋は、完璧ですか?部屋の反響により溜まった低音。
壁や床の素材によって偏った音響特性。
部屋の設計後に導入した家具、コンソールの反射による位相の乱れ。
反射音同士の干渉で発生した周波数ディップ。
あなたが自分の部屋の大きさ、形、調度品、素材とその吸音/反射特性にあわせてカスタム・デザインされた機材を使っているので無い限り、音の歪みは避けられません。
ARC Systemは、ホームシアター業界で高く評価されている音場補正技術、AudysseyのMultEQ®テクノロジーをプラグイン化した、DAWユーザーのためのソリューションです。
まずは、補正後の音を30秒間、聴いてみてください。
補正をオフにした時、「こんな音でミックスしようとしていたのか」と、怖くなることでしょう。
ARCとは、Advanced Room Correction(アドバンスト・ルーム・コレクション)の略で、簡単に言うとモニター・スピーカーや部屋の反響によって歪んでしまった音響特性を、DAW再生時に補正するシステムです。
●ARC Systemの効果。
ARC Systemを導入後、少し聴いただけでわかるのは、こんな改善点です。
・部屋の反響により溜まった低音がクリアになり、 低域のコントロールが行いやすくなる。
・周波数特性の片寄りが改善され、全帯域に渡って一貫性のあるサウンドになる。
・再生音のバランスが整い、より正確なミックスが行えるようになる。
そして、実際に音楽制作やミックス作業を初めると、下記のような改善に気付くはずです。
・部屋による歪みを聴覚/脳内で補正する必要が無くなり、音楽そのものに専念できるため、長時間作業したときの耳の疲れが軽減される。
・ほんの少しのフェーダー、EQ、エフェクト・パラメータ調整まで聴き取ることができるため、短時間に、確信を持ってミックスできるようになる。
・プロジェクト間のばらつきが減り、各作品の一貫性が高まる。
・自分がミックスした音が、世界中の再生システムに通用するサウンドになる。
ノートブック・コンピュータをお使いの方なら、移動するときにARC測定マイクを持ち歩く事をおすすめいたします。
どんな環境で作業することになっても、まず部屋の特性を測定/解析、補正を行うことで、安心してクリエイティブな作業に専念することができるでしょう。
●ARC Systemの主な特徴・測定用マイク、測定解析ソフトウェアと、AU/RTAS/VST対応の音場補正プラグインを、1ボックスにパッケージ。
・USC(南カリフォルニア大学)IMSCにて、5年以上、約7億円を費やした研究に基づく、Audyssey MultEQ®テクノロジーを採用。
・周波数カーブを逆算するだけのシステムで発生する位相の乱れを回避した、タイムドメイン解析と補正技術。
・12〜32カ所のリスニング・ポイントで収集されたデータを総合的に分析し、心理音響学に基づき、リスニングエリア全体の音質を改善。
・専用マイクで測定、プロファイルを保存、DAWプラグインでプロファイルをロードという3ステップで、周波数、タイムドメイン上の歪みを解消。
・同梱の測定用マイクには、高品位なオムニ・マイクを採用。
測定終了後は、レコーディングで重宝するかもしれません。
ARC Systemは最大96kHzまでのサンプリングレートをサポートしています。
●技術背景デジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)システムの普及により、世界中に無数のプロフェッショナル・スタジオ、プロジェクト・スタジオ、ホーム・スタジオが誕生しました。
その過程で、作曲、ミックス、マスタリングに使用する機材に関しては大きな関心が寄せられてきましたが、音楽制作時のクオリティを左右する重大な要素である「正確なモニタリング・システム」については、見過ごされることが多いようです。
実際、多くのスタジオにおいて、スピーカーと部屋の音場の関係に関しては無策となっていることがよくあります。
スタジオで使用されるニア・フィールド・モニター・システムは、音に色づけをせず、歪みの無いサウンドを再生するよう設計されています。
しかし、そのモニターがユーザーの部屋に置かれた時点で、まわりの壁、天井、家具、機材の間で音の反射、吸収が発生するため、その部屋固有の複雑な歪みは避けることができず、モニターそのものの正確さは失われてしまいます。
言い換えれば、音楽を再生した時に耳に届く音が、音楽そのもの以上に部屋のサウンドであることが、多々あります。
この問題に対しては、これまでも吸音フォームなどによる音場トリートメント、音場補正EQ、セルフ・キャリブレーション機能付きのモニターなど、いくつかの解決方法が試みられてきました。
それぞれの方法が有効なのは事実ですが、DAWを中心としたシステムとの親和性に問題がありました。
吸音フォームなどによる音場トリートメントには専門的な知識が必要で、多くのミュージシャン、プロジェクト/ホーム・スタジオ使用者にとって困難な作業となっています。
プロフェッショナル・スタジオにおいても、求めるレベルの正確さをもった音響を実現するためには、スタジオの形状から慎重に設計する必要があります。
理想的とはいえない形状に設計された部屋の音場を後から整えるには、かなり高額なトリートメント処理が必要となります。
伝統的な音場補正EQ、セルフ・キャリブレーション機能付きのモニターにも、高価なシステムがいくつか存在します。
しかし、そのようなシステムでは周波数特性を改善することはできても、音場によって発生した位相の問題を解決できないことがよくあります。
それどころか、伝統的な音場補正EQでは、補正時に位相の乱れを発生させるものもあります。
こうして発生した位相の乱れの重なりは耳の良いエンジニアの嫌うところとなり、「作業前に補正EQをオフにする」という方も多いようです。
また、多くの音場補正EQシステムのキャリブレーションは、1カ所での測定結果に基づいて行われています。
その場合、スウィート・スポットの音は改善されたとしても、他の場所で聴く音が悪化することになります。
セルフ・キャリブレーション機能付きのモニター、音響専門家によって設計された部屋を用意できた場合でも、今日のモバイルなワークフローには対応できません。
ラップトップ・コンピュータを使ったモバイルなレコーディング・システム、他のプロジェクト・スタジオ・ユーザーとのコラボレーションといった機動性の高さは、今後ますます重要な要素となることでしょう。
こうした、今日のDAWスタジオで見落とされてきた問題を解決するため、IK Multimediaではホーム・シアター、オーディオ愛好家の音場補正システムとして高い評価を得ているAudyssey Laboratories™ Inc.と手を組むことを選択しました。
そうして誕生したのが、革新的で、安価で、モバイルなワークフローに対応した音場補正システム、ARC Systemです。
ARC Systemは、測定マイク、測定解析ソフトウェア、AU/RTAS/VST対応の音場補正プラグインの全てが含まれます。
ウィザードに従って簡単に(スムーズに行えば30分程度でしょうか)導入することができます。
●測定マイクの仕様・種別:1/4"精密測定コンデンサー・マイク。
・指向性:オムニ、フリー・フィールド。
・カプセル周波数特性:20~16,000 Hz ・ARC使用時のキャリブレーション周波数特性:16~20,000 Hz, +/- 1.5 dB ・アウトプット:トランスフォーマーレス、電子バランス ・インピーダンス:200Ω ・感度:50 mV/Pa ・等価ノイズ・レベル:22 dB ・Max SPL: 130 dB for 3% THDARC Systemパッケージには専用マイクケースと、マイクホルダーが付属しています。
マイクスタンド、マイクケーブルは別途ご用意ください。
スペック●ARC System動作環境・Macintosh (PowerPC)Mac OS X 10.4以降 / 10.5以降、G4 866MHz(G4/G5 1.25GHz以上を推奨)、RAM空き容量512MB(1GB以上を推奨)、AudioUnits / VST / RTAS対応・Macintosh (Intel)Mac OS X 10.4.4以降、Intel Core Solo 1.5GHz以上(Core Duo 1.66GHz以上を推奨)、RAM空き容量512MB(1GB以上を推奨)、AU / VST / RTAS対応・WindowsWindows XP / Vista、Pentium 1GHz/Athlon XP 1.33GHz以上(Pentium/Athlon XP 2.4GHz以上を推奨)、RAM空き容量512MB(1GB以上を推奨)、VST / RTAS対応RTASプラグインはDigidesign Pro Tools 7.0以降の対応となります。
その他、付属のマイクを使った測定時には、48kHzで動作可能なASIO(Windows)又はCoreAduio(MacOS X)対応オーディオインターフェイス、およびファンタム電源供給可能なマイクプリアンプ、マイクケーブルが必要となります。
補正プラグインの基本的な動作環境は、ホストアプリケーションに準じます。
本製品のオーサライズ時には、インターネット接続環境が必要です。
*本製品をご使用になるコンピュータ以外でもオーサライズ可能です。
製品の仕様・動作環境、および価格は、予告無く変更となる場合があります。
モバイルなワークフローに対応した音場補正システム、ARC System